聞こえてくる声
アルペジオにいると、子どもたちの色々な声が聞こえてきます。
おもちゃを手にした笑い声。
何がイヤイヤだったかしら?泣いた声。
赤ちゃんバブバブetc・・・
私たちは、聞こえてくる声に耳を傾けて声をかけます。
笑い声には、もっと楽しくなるように・・・一緒に笑ってお話しします。
泣いている声には、涙のわけをさがしながら声をかける・・・
小さな子どもたちにもしっかりとしたたくさんの思いがあって、涙にだってちゃんとした立派なわけがあるのです。
それはちゃんと見てあげてさえいれば解ることもあれば、見ていたつもりでも解らないこともあります。
言葉はとても大切です。
自分の心を相手に伝えるためにとても大事。
けれども、その大切な言葉がまだ話せない小さな子どもたちは、どうすればいいのでしょう。
周りにいる私たちは、しっかりと見ていてあげなければなりません。
言葉にはならないけど一生懸命伝えようとしてくれていることを、ちゃんと心で、眼で、見ていなければ
なりません。そして、それを受け止めてあげたい・・・
見てくれている人がいるから、だから安心して自分の心を出すことが出来るのです。
それは子どもだけでなく大人でも・・・ちゃんと見ていてくれる人がいると思うから、だから頑張れるのかもしれません。
みんなが気持ちよく心を表せる場所であるように、今日も明日もみんなでみんなを見ていきたいと思います。(み)