入園した頃は、同じお部屋にいてもそれぞれがひとり遊びをしていたみんなですが、最近はお友達同士の関わりがたくさん見られるようになってきました。

関わるということは、それだけトラブルも起こるということ。

小さな戦いが、日々繰り返されています。

ある日の事。何やらもめている一歳の男の子と女の子。みんなの大好きな車のおもちゃを取り合っているようです。

“助けて～！”言わんばかりに先生の方を見る男の子。一生懸命、何か言っています。

う～ん！でも、自分でがんばってみましょうね！

男の子が助けを求めているそのすきに、女の子は、さっ！とおもちゃを取ることに成功！そしてそのまま、さっ！と逃げて行ってしまいました。

とっさの出来事に男の子はついていけず、暫し呆然・・・そして“うぇ～ん！”と一声

すると、その声を知ってか知らずか、女の子は振り返り・・・

“バイバイ！”にこやかに手を振ったのです。

“じゃあね！ごきげんよう！”と言わんばかりに・・・

逃げるが勝ち！鮮やかでした！

その一部始終を見ていた先生たちは大笑い。

おもちゃを取られて大泣きするはずの男の子でしたが、あっという間の出来事に苦笑い・・・あんな表情は初めて見ました。

笑うしかない・・・一歳でもそんな表情するのね・・・と先生たちは更に笑い、男の子も一緒に大笑い！もちろん、女の子もなぜか一緒に大笑い！

みんなの毎日は泣いたり笑ったり、大忙し！毎日毎日、楽しいです！　(み)